梅雨もキノコの季節2010/07/12 08:57

7月5日の記事でベッコウタケという樹木を枯らす恐ろしいキノコを紹介しましたが、今回のものはかなりカラフルなヒイロタケというキノコです。当社が5~6年前より管理を行っている熊本市内の診療所のサクラの大枝に見つけました。

ヒイロタケ
                                            ヒイロタケ

キノコが発生している枝の上方に見える青いワイヤーは、この枝が付け根から裂けないように反対側に引張っているものです。実はこのサクラ、4年ほど前に建設会社のトラックの荷台の一部がぶつかり、その際に枝の付け根の部分が裂けて大きな亀裂が出来てしまいました。そこで、枝が落ちないようにワイヤーで反対方向に引張っているのです。傷口には殺菌防腐剤を塗布し、傷口を保護する目的で藁縄をあてて養生を行ったのですが、傷があまりにも大きかったのと、サクラという腐朽に弱い性質の樹木であったために、木部の傷口から腐朽が広がったと思われます。
しかし、、このキノコは以前紹介したベッコウタケとは違って、樹木の生きた組織を侵すものでは無いので急速にサクラが衰弱すると言う事はないのではと考えています。
今は、来春も沢山の花をつけ、診療所の方々やここを訪れる人たちの目を楽しませてくれるように生育の様子を注意深く観察していきたいと思っています。

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