謹賀新年2010/01/06 17:56

 新年明けましておめでとうございます!
でも、チト遅かったですかね?何はともあれ、新しい年が明けるというのはいくつになっても何となく晴れがましい気持ちになったりするものです。
写真は新年にふさわしく、日本の原風景ともいえる白砂青松の美しい海岸線を写したものです。場所は日本三大松原の一つに数えられる佐賀県唐津市の“虹の松原”です。お正月の二日に行ってきました。唐津城からの景色はおススメでほんとに晴れがましい気持ちにさせてくれますよ!
因みに三大松原のあとの二つはどこだかご存知ですか?
唐津城より虹の松原

私も今年、年男ですので何事にも怯まずチャレンジしていきたいと思います!!
このブログも昨年より小まめに更新していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。


久しぶりの大雪2010/01/14 13:03

昨日、九州地方は記録的な雪となりました。ここ、熊本市内でも積雪7㎝は26年ぶりの大雪ということだそうです。会社の近所の公園でもごらんの通りの雪化粧。普段何気なく通り過ぎる場所ですが、雪が積もると何だか違う場所のように見えて、思わずシャッターを切ってしまいました。
平成22年1月近所の公園

雪国の人からすれば厄介者に感じる雪でも、南国九州の人間にすれば珍しくてしかたがありません。丁度、自分がこの公園を通りかかった際にも、ちっちゃな幼稚園児ぐらいのお子さんを連れたたお母さん方が子供と一緒に一面に積もった雪をかき集め、雪だるまを作っていました。

写真の木はエノキと奥がイチョウなのですが、落葉樹はご覧のように枝の形に添って雪は積もります。しかし、、マキノキやキンモクセイには枝に布団をかぶせたように積もっていきます。樹木によって雪の積もり方にも違いがあるのだと改めて感心しました。


ヤドリギ2010/01/19 10:18

 写真は熊本城の長塀沿いに竹ノ丸方向を写したものです。正面の大きなエノキの枝先に何やら球状のマリモのようなものがくっついているのが判ると思います。
これはヤドリギといって常緑の寄生植物の一種です。エノキの他、ケヤキやブナ、ミズナラなどの落葉広葉樹に寄生して生長します。

 他の樹木に取り付いて生長する植物には、クワ科のアコウ(別名絞殺しの木)やオオイタビ、それから、ナツヅタ等がありますが、いずれも日光を求めて他の樹木を利用しているにすぎません。しかし、このヤドリギは根を幹の中に食い込ませ、寄生した樹木から水分と養分を吸収して生長しています。まさに寄生植物ということになります。
 ただ、ヤドリギが寄生したことが原因で樹木が枯れてしまうという事はほとんど無いと思います。樹木が落葉の季節にはご覧のように目立つのですが、葉っぱがついてる間はほとんど目立たず、樹木の陰でひっそりと生育している印象があります。繫殖法もヤドリギの実を食べた野鳥が木に止まって糞をし、それが樹木の枝についてそこから発芽するというものです。そういった自然の営みが無ければ生育できない植物でもあります。言い換えれば、存在自体、自然の多様性の賜物なのです。ここ熊本城周辺も市街地の真ん中ですが、沢山の緑があって景観の良さだけではなく、動植物にも居心地の良い場しなのかも知れません。
 そういえば、欧米ではヤドリギをクリスマスの飾りつけに使うそうです。イギリスではクリスマスの季節にヤドリギ(Kissing Ball)の下にいる若い女性はKissされること拒否すると翌年は結婚のチャンスがない。との言い伝えがあるそうです。だから恋人同士がヤドリギの下でキスをすると結婚の約束を交わしたことを意味します。また「幸福と長寿の予言」でもあるそうです。
 丸くボールのように生長する様子はどこか幸せを暗示させるのかも知れません。
 


ささやかな寄付2010/01/20 14:59

 ここ数日、テレビや新聞のニュースをみていると、どこかの国の政治家の資金管理団体の事件とともに、カリブ海の島国ハイチで起こった大地震の事が連日報じられています。死者の数が10万人ともそれ以上とも言われており、大切な家族や家を失い絶望にくれた人々が首都の街にあふれ、一部が暴徒化して治安が極端に悪化しているとの話も聞きます。もちろん国連を中心に世界各国からの支援隊の派遣や赤十字等の救助チーム、援助物資も送られてはいるのでしょうが、現地の混乱の状況からして支援活動は時間との戦いだという報道がなされているようです。
 がれきの下敷きになったままになっている子どもたちや、野外に放置されたままの重傷者、診療所に列を作り診察の順番を待つ人達に一刻も早く救いの手が差し伸べられることを祈るのみです。
  当社でも昨年のクリスマスの日に“国境なき医師団”にささやかな寄付を行いました。今回が2回目です。特に今回はごらんの感謝状が送られてきて間もなく、この大地震のニュースが伝えられたので、連日の報道をより関心を持って聞いています。当社のほんの僅かな寄付でもハイチの方々のお役に立っているのであれば幸いです。