熊本駅南側 ― 2010/12/04 11:46
写真は熊本駅南側の電車通りから駅方面を撮影したものです。写真中央に映っているのは市電の田崎橋駅です。左側の大きな建物は国の合同庁舎、その隣がホテル、さらに正面奥の建設中の建物は商業施設と図書館、高層階はマンションとなる予定の複合ビルです。
今までの熊本駅前のイメージとはずいぶん違って、近代的なエリアと生まれ変わりつつあります。
実は当社でもこの付近の植栽工事を受注しており、歩道や中央分離帯にこれから樹木を植栽する準備にかかっているところです。
電停の屋根の右側にはケヤキの木が植えられています。将来は樹木が作る緑のトンネルの中を市電が走り抜けるようなイメージでこれから植栽が行われます。テレビなどでよく見かける、ヨーロッパの街並みをモデルにしたという事です。
今までの熊本駅前のイメージとはずいぶん違って、近代的なエリアと生まれ変わりつつあります。
実は当社でもこの付近の植栽工事を受注しており、歩道や中央分離帯にこれから樹木を植栽する準備にかかっているところです。
電停の屋根の右側にはケヤキの木が植えられています。将来は樹木が作る緑のトンネルの中を市電が走り抜けるようなイメージでこれから植栽が行われます。テレビなどでよく見かける、ヨーロッパの街並みをモデルにしたという事です。
さらに、路面電車の線路の周囲には芝が張られており、さながらグリーンの絨毯の上を電車が通過するという事でしょうか?軌道の中に芝を植栽すると景観的に向上するだけではなく、夏場の高温を抑制する効果、電車が動くときに出す騒音を軽減する効果などが非常に高いとの実験結果が得られています。
来年3月の九州新幹線全線開通時には樹木の緑も芽生え始め、周辺が森の都熊本のイメージにふさわしい場所になっているかと想像するだけで、その日が待ち遠しいです。
どこの通りでしょう? ― 2010/12/04 16:23
下の写真はいったいどこの通りだと思われますか?
イチョウ並木で有名な通りと言えば大阪御堂筋や横浜の日本大通りなどが思いつきますが、もちろんそのようなメジャーな通りではありません。実は会社から300メートルほどのところにある大通りです。詳しくは国道266号の熊本市内某所となるのでしょうか。
いつもの年だと、台風対策として夏場に枝葉の剪定作業が行われるために、黄葉はしてもご覧のようなボリューム感はなく、街並みの中にポツポツと街路樹があるという印象でしかありませんでした。
しかし、今年の剪定の様子をひそかに観察していたら、交通の邪魔になる下枝のみを切るだけで樹冠(枝葉の部分)を縮めるような剪定は行われなかったのです。その結果、ご覧のような素晴らしい景観を楽しむことが出来ています。
もちろん、落ち葉の量は例年になく大量で、後片付けが大変な面もあるのですが、歩道や車道の一部が黄色い絨毯で敷き詰められている様子もとても綺麗でした。
これからも、あまりむやみに樹冠を切り詰めるような剪定をせずに、出来るだけ枝葉を大きく伸ばすようにしてもらいたいものです。もし、信号や道路標識にかぶさるようであれば、邪魔な枝を切除するのではなく、それらを道路中心方向に伸ばすような方法を考えるべきだと思います。
日本の道路の場合、欧米に比べて幅員(特に歩道)が狭く、その結果として、交通の支障となる街路樹がむやみやたらに切り刻まれるという事が各地で起きています。私も、行政や沿線住民の方の相談を受けたりするケースも多いのですが、お互いの利害が絡んでくると景観の事ばかり言えない場面も多々あります。しかし、美しい並木道というものは、その存在自体がある程度の経済効果をもたらすと思うのですが…。多くの方々の理解を求めるには道のりがまだまだ険しそうです。
イチョウ並木で有名な通りと言えば大阪御堂筋や横浜の日本大通りなどが思いつきますが、もちろんそのようなメジャーな通りではありません。実は会社から300メートルほどのところにある大通りです。詳しくは国道266号の熊本市内某所となるのでしょうか。
いつもの年だと、台風対策として夏場に枝葉の剪定作業が行われるために、黄葉はしてもご覧のようなボリューム感はなく、街並みの中にポツポツと街路樹があるという印象でしかありませんでした。
しかし、今年の剪定の様子をひそかに観察していたら、交通の邪魔になる下枝のみを切るだけで樹冠(枝葉の部分)を縮めるような剪定は行われなかったのです。その結果、ご覧のような素晴らしい景観を楽しむことが出来ています。
もちろん、落ち葉の量は例年になく大量で、後片付けが大変な面もあるのですが、歩道や車道の一部が黄色い絨毯で敷き詰められている様子もとても綺麗でした。
これからも、あまりむやみに樹冠を切り詰めるような剪定をせずに、出来るだけ枝葉を大きく伸ばすようにしてもらいたいものです。もし、信号や道路標識にかぶさるようであれば、邪魔な枝を切除するのではなく、それらを道路中心方向に伸ばすような方法を考えるべきだと思います。
日本の道路の場合、欧米に比べて幅員(特に歩道)が狭く、その結果として、交通の支障となる街路樹がむやみやたらに切り刻まれるという事が各地で起きています。私も、行政や沿線住民の方の相談を受けたりするケースも多いのですが、お互いの利害が絡んでくると景観の事ばかり言えない場面も多々あります。しかし、美しい並木道というものは、その存在自体がある程度の経済効果をもたらすと思うのですが…。多くの方々の理解を求めるには道のりがまだまだ険しそうです。


