日田の川べり2011/11/14 08:31

 昨日は今週金曜日に迫ったNHK文化センターの現地講座の下見を兼ねて、筑後から日田方面へ行ってきました。

 最初は、久留米市内にある柳坂曽根のハゼ並木に向かいました。紅葉が早いハゼノキなので、きっと丁度見ごろを迎えていると期待していったのですが、残念!なんと、まだ、色づき始めたばかりの状態で、ほとんどが緑の葉のままでした。

 あと5日の間で何とか色づいてくれることを願いつつ、途中の見学地である朝倉のクスノキを確認した後、最終目的地の日田に到着しました。

 日田では以前にもこのブログで紹介しました八坂神社境内にある叢雲の松と高塚地蔵尊の大銀杏を見て回る予定です。しかし、昨日の段階で大イチョウはほぼ黄葉が終わっており、今度の金曜となると殆ど葉がついていない状態だと思われます。(汗)
久留米市内とはかなり標高も違うし、周囲が山に囲まれた場所なので寒暖の差も激しいのでしょうか?当日は周辺の山々の風景も併せて楽しんでいただければと思います…。

 下の写真はそんな中、立ち寄った市内を流れる三隈川沿いに作られた遊歩道からの眺めです。

亀山公園

 古い温泉街を抜けて行くとこの場所に出ます。正面に見えているのは亀山公園と言ううっそうとした森のような場所で、地元の人に聞いた話だと豊臣秀吉の時代にはこの場所にお城があったとか、それが徳川の時代になると、この場所から市内の北側に位置する豆田地区にお城は移されたという話でした。
沈下橋

 亀山(きざん)公園には上の写真でも分かるように太鼓橋と沈下橋を渡っていきます。川の流れがすぐ近くに感じられ、風も通ってとても気持ちの良い場所です。
 
 ここではシイやカシの他にケヤキやセンダン、サクラ等の落葉樹も見受けることが出来ましたが、紅葉の色も心なしか茶色くくすんでいるように見えます。おそらく、この秋の高温の影響が出ているものと思われます。
三隈川案内マップ

 日田市では三隈川畔の周囲6キロ程をウォーキングコースとして設定してありました。この日もあいにくの曇天にもかかわらず、数名の人がランニングで汗を流されていました。

 私も一度、仕事以外で日田の温泉に宿泊して、ゆっくりと川べりのランニングなど楽しんだ後にお湯で汗を流し、川魚料理に舌鼓を打ちたいものです…。