この木何の木?2015/04/28 11:18

 この前の日曜日、私用で福岡市天神に出かけてきました。晴天にも恵まれ気持ちのよい一日でした。
そんな中、街中の公園を歩いていると緑が眩しいというより、日の光に白く輝く樹木を見かけました。

ヒトツバタゴ1

 ヒトツバタゴという名前の樹木です。タゴとはそもそもトネリコの別名の事、通常トネリコが7枚程の小葉が鳥の羽状に集まって1枚の葉を形成するのに対し、このヒトツバタゴの場合は、1枚1枚が独立した葉となっている事からこの名前がつきました。また別名をナンジャモンジャの木とも呼ばれています。名前の由来は明治時代に東京青山練兵場(今の神宮外苑)の道路沿いにこの木があり、名前が分からなかった事から「何の木じゃ?」とか呼ばれているうちにいつの間にか「ナンジャモンジャ」という変わった名前になったと言われています。

ナンジャモンジャ花

 名前の由来はともかく、白い糸を何本も束ねたような花を沢山つけるので、この季節涼しげな印象を与え、最近では公園や神社でもよく植えられています。
 NHKカルチャーで昨年の秋に訪ねた福岡県芦屋町の岡湊神社にも沢山植えられていました。丁度、ゴールデンウィーク当たりに見頃を迎えますので、興味のあられる方はドライブがてら見に行かれてはいかがでしょうか?宮司さんの話によると夜はライトアップもしているそうですよ。京都のお寺みたいですね!
 


コメント

_ くーみ ― 2015/04/29 15:21

「ヒトツバタゴ」も「なんじゃもんじゃ」も確かにきいたことがあります。なんか本でよんだような気かします。珍しい名前なので印象に残っていますが、こんなに美しい木だとは考えませんでした。是非見てみたいものですが、熊本ならともかく福岡となると、なかなか行けないのが残念です。せいぜい熊本城の樟若葉でも見て満足しましょう。そういえば、先日学園大学の前を通ったら、校門から続く銀杏並木のトンネルは素晴らしかったです。あの大学も創立50年と言っているので、樹々も成長したのですね。一見の価値あり、近場で美しい緑がみれますよ!

_ ブルース松本 ― 2015/04/30 10:42

熊本市内でヒトツバタゴの木の植えられているところを気を付けてみておきます。いい場所があればご連絡しますね!
学園大のイチョウの木は立派ですよね。たまに前を通るのですが、黄葉の季節などは思わず足を止めて眺めたりします。それに引き替え前の通りのケヤキ並木は剪定が繰り返されるせいで、自然の美しさが損なわれ歪な形をしてています。熊本も街の景観につて、周辺の人が一緒に考えていけるようになればよいのですが…。

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