梅雨もキノコの季節2009/07/01 11:38

先日移植したケヤキを運動公園まで見に行ったおりに、芝地の中にキノコを発見しました。

多分、夏から秋にかけて草地や芝生に発生する“シバフタケ”だと思われます。

ヨーロッパでは好んで食用にされ、春、芝生でこのキノコを採集する姿がよく見られるとのこと。しかし、日本のものとは少し違うみたいなので皆さんは運動公園内でキノコ狩りをなさらないよう!(冷汗)

マッシュルーム?2009/07/01 11:58

先ほどの“シバフタケ”のすぐ脇にはマッシュルーム似のキノコが生えていました。触ってみるとグニョグニョしていて明らかに違うということが分かります。

もし、マシュルームだったら誰にも教えずに自分ひとりで袋を抱えて採りに行きます。(笑)

因みにこのキノコ“ホコリタケ”というキノコの仲間だと思われます。本によると食べることができ、「はんぺんのような口当たりは、汁物の料理によく合う。」とありますが、素人だけでキノコ狩りをして食べるのは危険でしょう。(毒)

順調!順調!2009/07/08 11:57

ひと月半程前に移植したクスノキの現在の様子です。
以前の写真(6月1日撮影)のものと比較すると、大枝の至る所から葉っぱが出てきている様子が分かるハズ!

梅雨の時期に出来るだけ沢山の葉を茂らせ、来るべき厳しい夏に備えたいものです。
もちろんこれから10月いっぱいは灌水も怠らずに行う予定です。(汗)

植付当初のクスノキ2009/07/08 12:02

こちらが植え付け後に撮影した写真です。
下の写真(現在)と比較すると葉の量が少なく心細い気がします。

ケヤキはこんな具合!2009/07/08 12:08

運動公園に移植したケヤキツインズの現在の様子です。
こちらも随分とみずみずしい葉っぱが出てきました。この調子で夏をのり切ってもらいたいです。

比較のために移植直後(6月3日撮影)の写真を↑にアップしておきました。

植付当初のケヤキ2009/07/08 12:24

6月3日時点ではこんな感じでした。周囲の芝生の色もまだ緑が薄かったです。

ライトグリーンの憎いヤツ!2009/07/09 08:08

殊勝にも、早朝から早起きをして自宅の庭木の消毒をしました。そしたら、ヤマボウシの木にいました。!!
鮮やかなライトグリーンのボディーに無数の小さな突起の憎々しいたたずまい、イラガです。正式にはヒロヘリアオイラガ。何だか舌をかみそうな名前ですが、今年流行の害虫です。(汗)

樹木をよく観察すると、葉が白く透けて見えるようになっており、葉の裏側から葉肉の部分だけを食害します。
大きさは2~3㎝といったところです。よく見ると海の中に住んでいるナマコにも似た姿をしています。

この毛虫、一番の問題点は毒性が強く、触れると激しい痛みを感じ、皮膚が腫れるということです。
今朝も、消毒している最中、無防備の首筋に何かが落ちてきたと思った次の瞬間、激しい痛みを感じ、あわてて部屋の中へ逃げ込みました。痕は赤く腫れていて、悔しいやら情けないやら。(トホホ…)

だから、皆さんはこの害虫を見つけたら、自分で駆除してやろうとはせずに、専門の植木屋さんに防除の依頼をされることをおススメします。

庭木も散髪?2009/07/16 17:37

夏のお盆前までと、年末の恒例化している仕事として庭木の剪定作業があります。当社でも50~60軒のお庭を管理しており、この季節は現場のやりくりも大変です。

写真はうちの若手の社員が竹梯子を使って作業を行っている様子です。この竹梯子、昔ながらの道具ですが、竹の柔軟性とロープを使って横方向にもしっかりと固定するので、アルミの脚立より安全性が高い優れものでもあるのです。

手前に生垣があるので低くみえますが、この梯子15段で4~5mの高さがあります。ちなみにうちには21段のものもありますので、どなたか高い庭木の剪定をご希望の方は遠慮なくお申し付けくださいませ。イケメン腕利きの若手職人を付けて作業に当たらせます。(笑)

救急救命!!2009/07/22 09:20

昨日、熊本市内某所で行われた救急救命法の研修会に社長自ら出席してきました。

仕事柄高い所に登ったり、草刈り機や刃物を使ったり、今の時期だと熱中症の危険もあるので会社としても安全に対する備えは大切なのです。実際、社員に対して社内の安全訓練を行っていますし、社外の研修会にも積極的に参加するようにしています。
そこで、たまには社長もと考え研修会に参加したわけです。

救急救命処置が人命救助に対して如何に効果的であるかの講話に続きビデオ研修、そして、写真は実践の様子です!
レスキュー隊のよゐこ浜口似の隊員と一見イケメン風隊員お二方によるお手本の後、参加者が2人1組のペアになって人体模型とAEDを用いての心肺蘇生法を実際に行いました。

実は私、この研修はこれで3回目なのですが、実際にやってみると手順もろくに覚えて無く、隊員の方に眼で合図して次にどんな処置が必要かを促す始末。大変申し訳ありません。(汗)

今の状態では目の前で人が倒れていても、119番通報をしたっきりただ茫然と突っ立っているのが関の山かも?

これからも機会があればこのような研修には積極的に参加したいです。(トホホ…)

サルノコシカケ2009/07/27 09:49

先日、熊本市内、運動公園内の桜の木の根元に握りこぶし大のものが顔を出していました。おそらく“コフキサルノコシカケ”ではないかと思われます。

キノコは樹木や植物を分解する菌類の繁殖器官にすぎません。たとえて言うならば、植物の花の部分なんですね。
栄養吸収器官(根っこや茎、葉っぱに当たる部分)は樹木の内部にあって、内部から樹木の組織を分解しています。
ということは、いくらキノコを取り除いても樹木の衰弱を止めることとは無関係であり、意味がないことだと言えます。

ただ、残念ながら、樹木を生かしたまま菌類だけを撃退する方法は解明されていません。

そこで、樹木医として出来ることは、樹木が内部から衰弱していく速度よりも根を張り葉を茂らせて肥大生長をする勢いを強くすることなのです。
具体的には、根っこの周りの土壌を柔らかくしてあげるとか、発根促進剤を灌水と一緒にまいてあげるとか、意外と地味な作業なのです。

一般に考えられている様な、キノコを除去して、幹の腐った部分を見極めて切除し、腐らないような薬を塗布することは樹木の命を縮めることに他ならないのです。

もし、そのようなことをやる樹木医さんがいたら疑ってかかっても良いのかも知れません。